私の地元に書店の一角に入ったカフェがあります。そしてそこはその書店が経営している事もありまして、未清算の書物も含め書店内の書物の持込みが可能です。そのため図書館代わりに利用している人も多いようです。ただ、そこも商売です。何も飲み物を注文せずに読んでいますと「御注文は御済みでしょうか。
」と聞かれますし、飲料品自体もほかのカフェと比べて一割ほど割高ですが、近所の主婦達が家計対策も兼ねて涼みがてら毎日の様に読書に通っています。ただ、そのようにカフェが書店の一角に入って事故でも起きたら大変です。単行本や雑誌のようにワンコインで買える物から、万単位の物まで多種多様に枝分かれしているのが本の業界であり、それを全てモーラして取り扱っているのが書店です。そのため事故発生時、損害額の面から大事故に繋がるケースも想像は難くありません。しかし、そのようなハイリスクを覚悟で行ったからこそ商売が成功に至ったとも言える一面も見え隠れします。
と言いますのもそのカフェの入った書店のある場所は信号や住宅街からの距離、地形条件、周囲の施設との兼合い等から見まして予想以上に悪く、25年近く前に店舗が建ってから2・3年の周期で入代り立代り開店・閉店・撤退を繰り返していました。そんな中今の書店になってからリニューアルオープンは何度か繰り返していますが、ベースは10年近く経たんとしています。「人の考え付かない事、人は恐れてようやらない事を勇気を持ってやってみる。」それが商売繁盛に繋がる秘訣ではないでしょうか。